
皆さんこんにちは!今日も元気、Fortunaです!元気に営業&育児に奮闘中!
ところで、皆さんは車を買うときに「いくらまで値引きしてもらえるかな?」とワクワクした経験、ありませんか?
でもここ数年で「思ったほど値引きしてもらえなかった」「昔より厳しくなった」と感じる方が増えています。
実際、車両価格は年々上がり、さらにメーカーと販売店の利益構造も変化。
昔のように「20〜50万円は当たり前!」なんて強気に言えた時代はもう終わったのです。
さらに最近では「お客様は神様」という考え方も過去のものになり、過度な要求は“カスタマーハラスメント”として受け取られることも…。
でも安心してください!
営業歴10年の私が実体験をもとに、 「今の時代でも使える値引き交渉のコツ5選」 をお伝えします。
目次
- 値引き交渉は本当に古いの?現代の実情
- コツ① 相見積もりをとる
- コツ② 値引きが無理ならオプションを狙う
- コツ③ 下取り車を武器にする(MOTA体験談あり)
- コツ④ タイミングを味方につける
- コツ⑤ 「買う気」を伝える
- 【一番大事】最後は“人”との信頼関係
- まとめ|賢く交渉して、気持ちよく購入!
1. 値引き交渉は本当に古いの?現代の実情
昔は「これくらい値引きして当たり前でしょ?」と口にできた時代がありました。
実際、20万円や30万円の値引きが普通に行われていたことも。
でも今は事情が大きく変わっています。
- 車両価格そのものが上がった(原材料費・輸送コスト・為替の影響)
- メーカーが値引き幅を厳しく管理するようになった
- 販売店の利益構造も変化し、無理な値引きは難しい
つまり「値引き交渉=古い」ではなく、
「やり方を工夫する必要がある」
と考えるのが正解です。
そしてもうひとつ大事なのは、営業とお客様の関係性も変わったこと。
お客様が絶対的に優位、という考え方から「お互い対等なパートナー」へと移行しています。
過度な要求は“カスハラ”と受け取られる時代。
だからこそ、 お互いに納得できる落としどころ を探すことが今の値引き交渉には欠かせないんです。
2. コツ① 相見積もりをとる
まず試してほしいのが「相見積もり」。
これはもう交渉の王道です。
多く行く必要はないです。2件あれば充分です。
同じ車種でも、店舗によって提示される金額は変わります。
営業は「他社に取られるくらいなら、うちで頑張りたい」と考えるもの。
ポイントは「正直に見せること」。
「他店でこの金額が出ているんです」と見積書を見せれば、それ以上ごまかす必要はありません。
私の経験上、相見積もりを出してくるお客様には“本気度”を感じるので、こちらも頑張らざるを得ませんでした。
逆に「ちょっと他も見てます」だけでは動きづらいんです。
しっかり数字を見せる、これが交渉を進める第一歩です。
3. コツ② 値引きが無理ならオプションを狙う

昔のように「20万値引きしてください!」と言っても、今はなかなか通りません。
そこで次に狙いたいのが オプションサービス。
たとえば…
- ETC本体+セットアップ料
- フロアマット
- サイドバイザー
- ドライブレコーダー
- ナビのグレードアップ
営業としても「車両価格の値引きは無理だけど、オプションなら…」というケースは多いんです。
正直いうと、値引きよりもオプションサービスの方が営業マンにとってはやりやすいのが事実。
私自身、お客様から「じゃあフロアマットだけでもサービスお願いできませんか?」と言われると、サービスすることも多いです。
お客様には喜んでいただけますし、まさにお互いの落としどころですね。
「値引きできない=損」ではなく、 オプションで得をする という考え方を持つと交渉がスムーズになります。
4. コツ③ 下取り車を武器にする(MOTA体験談あり)
「これ以上の値引きは正直厳しいです…」
そう言われたときの切り札が 下取り車の査定額アップ です。
実は、下取り価格って本当にバラバラ。
ディーラーにそのまま出すのと、買取業者に持っていくのとでは、数万円〜数十万円違うこともあります。
今は海外輸出もありますから、下取りに関しては一社で決めないほうが吉。
私の実体験としては、
ディーラーでは「20万円」と言われた車が、ネット査定サービスの MOTA を使ったら「40万円」で売却できました。
差額20万円はかなり大きいですよね。
MOTAの一括査定って面倒かなーと思いましたけど、決められた項目を入力して上位3社からしか電話かかってきません。
ディーラー価格と簡単に比較できるので、交渉の武器になるんです。
「他社でこの金額だったんですけど…」と伝えるだけで、下取り額を上げてもらえる可能性は高まります。
👉 値引き交渉に行き詰まったら、下取り一括査定を使う
これが今の時代の賢い交渉術です。
5. コツ④ タイミングを味方につける
車業界には「頑張れる時期」があります。
- 決算期(3月・9月)
- 初売り時期(12月〜1月)
- モデルチェンジ前
この時期は営業も台数を稼ぎたいので、柔軟に動いてくれることが多いです。
私も「あと1台で目標達成!」という月末には、正直ギリギリまで頑張りました。
タイミング次第で条件が変わるので、焦らず狙いを定めてみてください。
6. コツ⑤ 「買う気」を伝える
営業が一番本気になる瞬間、それはお客様から「本気で買う気持ち」が伝わったときです。
「買うかどうか分からないけど安くして?」
これは正直動きづらいです。
でも「この条件なら今日契約します!」と言われると、営業はスイッチが入ります。
「よし、できる限り頑張ろう!」と。
営業も人間。
「この人に買ってもらいたい」と思った瞬間に、裏ワザも総動員します。
7. 【一番大事】最後は“人”との信頼関係

ここまでテクニックを紹介してきましたが、最後にどうしても伝えたいことがあります。
交渉の本質は“人と人との信頼関係”です。
過度な要求や横柄な態度は、逆に営業の心を閉ざしてしまいます。
「ありがとう」と言ってくれる、気持ちよく会話できるお客様に対しては、営業は自然と頑張りたくなるものです。
値引き額だけを追いかけるより、「気持ちよくやり取りできた」という満足感の方が大きい。
車は高い買い物だからこそ、最後に残るのは「数字」ではなく「人との関係」なんです。
8. まとめ|賢く交渉して、気持ちよく購入!
- 昔のような大幅値引きは難しい
- でも「相見積もり」「オプション狙い」「下取り査定の見直し」「タイミング」「買う気アピール」で十分交渉は可能
- そして何より大切なのは「人との信頼関係」
「お互いに気持ちよく落としどころを見つける」ことが、今の時代の正しい交渉術です。
値引きにこだわるだけではなく、全体でどう得をするかを考える。
その視点を持てば、きっとあなたも納得できる1台に出会えるはずです。
この記事が少しでも皆さんの役に立てればと思います。
最後まで見てくださってありがとうございました!
